ゾスパタ錠40mg

ゾスパタ錠40mg

2022.10.21

【一般名】 ギルテリチニブフマル酸塩

効能・効果 
再発又は難治性のFLT3遺伝子変異陽性の急性骨髄性白血病

用法・用量 
通常120mgを1日1回経口投与。
なお、患者の状態により適宜増減するが、1日1回200mgを超えないこと。

一包化の可否 
データなし(ボトル開放、50℃、3ヵ月で規格内)

食事の影響 
なし

同種・同効薬 
なし

同種・同効薬との比較 
・再発又は難治性のFLT3遺伝子変異陽性の急性骨髄性白血病に適応を取得した日本初のFLT3阻害剤。

初回投与時の注意 
・CYP3A4により代謝され、P-糖蛋白質の基質であるため、CYP3A4とP-gp誘導剤・阻害剤とは併用注意。GFJは問題ない。
・重大な副作用は骨髄抑制、肝機能障害、QT間隔延長など。
・主な副作用はALT増加(29.7%)、AST増加(28.0%)、貧血(23.2%)、発熱性好中球減少症(15.9%)

その他特記事項 
・化学療法からの切り替え、単剤で使用する。
・病院内で投与開始され、1ヶ月~血球が安定してから外来に切り替わることが多い。
・骨髄抑制は投与開始後2週間、肝機能検査値異常は10日以内で現れやすく、発熱は投与翌日から現れることもある。
・副作用出現時の休薬、減量又は中止基準あり。

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