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TEL 092-271-5350
2014.10.03
【一般名】ダクラタスビル塩酸塩錠 / アスナプレビルカプセル
効能・効能
セログループ1のC型慢性肝炎又はC型代償肝硬変における次のいずれかのウイルス血症の改善
(1)インターフェロンを含む治療法に不適切の未治療あるいは不耐容の患者
(2)インターフェロンを含む治療法で無効となった患者
用法・用量
ダクルインザ:成人には1回60mgを1日1回経口投与。
スンベプラ:成人には1回100mgを1日2回経口投与。
共に併用し、投与期間は24週間。
一包化の可否 :不可
食事の影響 :なし
同種・同効薬
スンベプラ:テラビック、ソブリアード
同種・同効薬との比較
スンベプラは食事の影響ない為、食前服用も可能。(テラビックは食後に服用)
初回投与時の注意
・併用禁忌薬、注意薬あり。(クラリスロマイシン、エリスロマイシン、抗てんかん薬など)
・投与中は血中HCV RNA量を測定する。
その他特記事項
・ダクルインザは世界初のNS5A複製複合体阻害剤。
・服薬遵守率95%(飲み忘れが7日以内)ではSVR24が92.7%でSVR24達成割合と比較し8%治療効果あった。
・飲み忘れた時は、次の服用まで4時間以上あればすぐに服用するが、4時間未満はスキップする。
・朝共に飲み忘れ、次の投与まで4時間未満の時はダクルインザだけの服用可能。
・投与中止、再開する際は同時に行う。
・主な副作用は鼻咽頭炎(30.2%)、頭痛(15.8%)、ALT増加(15.8%)、AST増加(12.6%)、発熱(12.2%)。
・長期解除 2015年10月~
・薬価 ダクルインザ:9186.00円/錠 スンベプラ:3280.70円/カプセル
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