ディレグラ配合錠(サノフィ株式会社)

ディレグラ配合錠(サノフィ株式会社)

2014.11.27

【一般名】
フェキソフェナジン塩酸塩
/塩酸プソイドエフェドリン配合錠(30mg/60mg)

効能・効果
アレルギー性鼻炎

用法・用量 
通常、成人及び12歳以上の小児には1回2錠を1日2回、朝及び夕の空腹時に投与する

一包化の可否 
可(1ヶ月まで安定性あり。それ以上はデータなし。)粉砕は不可。

食事の影響 
あり 食後は血中濃度があがらないため食前に投与する。

同種・同効薬 
レスタミン、ポララミン、ジルテック、ザイザル、アタラックスP、ホモクロミン、
アゼプチン、エバステル、アレグラ、タリオン、セルテクト、アレロック

同種・同効薬との比較
・眠気が起きない
・1時間で症状改善効果を実感できるアレグラと比較して、本剤は45分で効果を実感でき
・即効性がある。
・エフェドリンと比較して、塩酸プソイドエフェドリンは血圧上昇、心拍数増加、
・中枢興奮作用は弱く、抗炎症作用は強い。

初回投与時の注意
・禁忌:閉塞隅角緑内障、尿閉の患者(α受容体刺激)
・腎機能患者は適宜減量する。
・透析患者は禁忌ではないが、用量は先生の判断による。

その他特記事項
・主な副作用は頭痛(0.6%)、発疹(0.6%)、疲労(0.3%)、口渇(0.3)%。
・薬価 62.00円/錠 (248円/4錠) <アレグラ:75.6円/錠(151.2円/2錠)>
・ 医療用医薬品の中で塩酸プソイドエフェドリン含有はディレグラのみ。
・塩酸プソイドエフェドリンは市販薬のパブロンやベンザブロックなど多数含まれている。
・発売時は併用禁忌に、セレギリンがあったが、2014.4併用注意へ変更になった。
(発売時は海外の添付文書及び企業中核データシートに基づきMAO阻害薬を禁忌にしたが、セレギリンの添付文書を参考にした結果、禁忌から外れた)

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