ビンマックカプセル61mg

ビンマックカプセル61mg

2023.03.10

【一般名】 タファミジスカプセル

効能・効果 
トランスサイレチン型心アミロイドーシス(野生型及び変異型)

用法・用量 
タファミジスとして1回61mgを1日1回経口投与する。

一包化の可否 
推奨しない(データなし)

食事の影響 
なし

同種・同効薬 
ビンダケルカプセル20mg

同種・同効薬との比較 
・ビンダケルカプセル(タファミジスメグルミン)の改良版。メグルミンが抜けた分61mgでビンダケルと同等。
・安定性の試験はしているが、臨床試験はビンダケルのデータを流用している。
・ビンダケルと比較して1日あたり2800円ほど安い。
・ビンダケルはトランスサイレチン型家族性アミロイドポリニューロパチーの適応もあり(1回20mgを1日1回投与)

初回投与時の注意 
・ビンダケルから切替の場合、用量を間違えないように注意する(ビンダケルは1回4C)

その他特記事項 
・減量等の用量調節をした例はほとんどないが、副作用等で減量する場合はビンダケルへ切り替える。
・特有の有害事象なし
・プラセボとの比較試験:死因を問わない死亡の割合はビンダケル併合群で30.2%のリスク低下が認められた。
→早期に発見し服用開始するのが良い。

付録 

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