フォシーガ錠5mg、10mg

フォシーガ錠5mg、10mg

2021.10.29

【一般名】 ダパグリフロジンプロピレングリコール酸

効能・効果 
★適応追加:慢性腎臓病
ただし、末期腎不全又は透析施行中の患者を除く

用法・用量 
通常、成人にはダパグリフロジンとして10mgを1日1回経口投与する

一包化の可否 

食事の影響 
なし

同種・同効薬 
なし

適応による比較
・開始用量 慢性心不全、慢性腎臓病:10mg、糖尿病:5mg
・腎機能による投与可能の比較

 eGFR45≧45>eGFR≧3030>eGFR≧2525>eGFR≧15eGFR15<
糖尿病慎重投与投与不可投与不可投与不可
慢性心不全慎重投与慎重投与慎重投与
慢性腎臓病慎重投与投与不可

初回投与時の注意 
・慢性腎臓病の場合でも、1型糖尿病を合併している場合は5mgからの開始でOK

その他特記事項 
・血糖値が正常の患者に投与した場合、臨床試験では低血糖を起こした例はない
(心不全:投与開始4か月後のベースラインからのHbA1cの変化はプラセボとの差が0.003で変化は認められない。
腎臓病についてもプラセボとの変化は認められていない)
・適応や用量による副作用の違いはない
・eGFRの低下を緩やかにすることで、透析への移行を遅らせると期待できる。

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