リフヌア錠45mg

リフヌア錠45mg

2022.05.13

【一般名】ゲーファピキサントクエン酸塩 

効能・効果 
難治性の慢性咳嗽

用法・用量 
成人にはゲーファピキサントとして1回45mgを1日2回。
重度腎障害(eGFR 30ml/min/1.73㎡未満)で透析を必要としない患者-1日1回45㎎

一包化の可否 
データなし
*IFも各種条件下における安定性試験結果で異常ないため、問題ないと思われる。

食事の影響 
なし

同種・同効薬 
フスコデ、アスベリン、メジコン、コルドリン

同種・同効薬との比較 
従来の鎮咳薬は中枢神経に作用するが、本剤は末梢神経に作用する。そのため、中枢性の副作用である眩暈やふらつきの軽減が期待できる

初回投与時の注意 
・投与後、約1ヶ月で効果が出る。
・主な副作用は味覚関連63.1%:味覚不全40.4%(苦味、金属味、塩味など)味覚消失、味覚減退、味覚障害 → 投与開始後2日後からはじまり9日以内に発現。投与中止により改善する。
・原因療法ではなく対症療法であることから、漫然と投与しない。

その他特記事項 
・咳嗽は持続期間により分類でき、8週間以上続く咳嗽を慢性咳嗽とする。(日本呼吸器学会,咳嗽・喀痰の診療ガイドライン2019)
・世界初の慢性咳嗽に対する選択的P2X3受容体拮抗薬
・腎排泄型

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