レルミナ錠40mg

レルミナ錠40mg

2019.07.30

【一般名】 レルゴリクス

効能・効果
子宮筋腫に基づく下記諸症状の改善
過多月経、下腹痛、腰痛、貧血

用法・用量
1日1回 食前1回1錠を経口投与(飲み忘れ防止のため朝食前がおすすめ)

食事の影響
あり。(食後に服用すると吸収率が低下する)

同種・同効薬
ナファレリール、スプレキュア、ボンゾール、リュープリン

同種・同効薬との比較
第Ⅲ相非劣性試験より
・血清エストラジオール濃度がリュープロレリンは投与開始2週間で低下するのに対し、レルミナは投与開始1日で閉経レベルまで低下した。
・投与終了から月経回復までの期間はレルミナでは約37日、リュープロレリンでは約65日だった。

初回投与時の注意
・初回投与は月経周期1~5日目に行う。
・飲み忘れた場合はその日のうちであれば気づいた時点で服用してよい。

その他特記事項
・根治療法ではない。(手術が適応となる患者の手術までの保存療法並びに閉経前の保存療法を原則とする)
・6か月を超える投与は原則として行わない。(骨塩量低下のため)
・GnRHアンタゴニスト製剤としては初の経口剤
・主な副作用はほてり、不正子宮出血(42.2%)、月経過多(21.8%)、頭痛(10.2%)、多汗症(8.9%)、性器出血(6.7%)
・905.7円/錠 
・2020.3~長期解禁

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