エクフィナ錠50mg
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2020.07.03
【一般名】 サフィナミドメシル酸塩錠
効能・効果
レボドパ含有製剤で治療中のパーキンソン病におけるwearing off現象の改善
用法・用量
通常、成人にはサフィナミドとして50mgを1日1回投与する。
症状に応じて100mgを1日1回投与できる。
★レボドパ含有製剤と併用すること。
一包化の可否
1か月で水分増加(含量低下はなし)のため湿気を避けて保管。乾燥剤をつける。
食事の影響
なし
同種・同効薬
エフピー(セレギリン)、アジレクト(ラサギリン)
同種・同効薬との比較
・アンフェタミン骨格がないため覚醒剤原料には該当しない
・エクフィナのみチラミンを多く含有する食べ物(チーズ等)との併用注意記載なし
・エクフィナはレボドパ含有製剤との併用前提だが、アジレクトは1剤目から使える
・MAO-B阻害作用が選択的・可逆的(エフピー・アジレクトは非可逆的)と記載あるが、臨床的な効果は立証されていない
初回投与時の注意
・併用禁忌多数あり。他剤中止後からエクフィナ投与開始までの期間は添付文書参照。
・初回投与量が100mgでも問い合わせ不要。
その他特記事項
・網膜変性疾患のある患者に対しては、視力や視野に関する症状の変化を定期的に観察する。
・1番多い副作用はジスキネジア(約15%)
・エフピー・アジレクトとの臨床比較試験は行われていない(プラセボのみ)
・2021.11まで処方制限(14日分まで)あり
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