ハーボニー配合錠

ハーボニー配合錠

2016.01.29

【一般名】 レジパスビル/ソホスブビル配合錠

効能・効果
セログループ1(ジェノタイプ1)のC型慢性肝炎又はC型代償性肝硬変における
ウイルス血症の改善

用法・用量
1日1回1錠を12週間経口投与

一包化の可否 

食事の影響 
受けない

同種・同効薬  
インターフェロンフリー製剤(DAA)
ジェノタイプ1…ダクルインザ・スンベプラ、ヴィキラックス配合錠
ジェノタイプ2…ソバルディ

同種・同効薬との比較
著効率はINF製剤5%前後、Peg-INF+RBV療法で40~50%、DAAsで90%以上。

初回投与時の注意
・H2ブロッカー、PPIは、同時投与を(血漿中濃度が低下するため)
・アミオダロンは特に併用注意
・(徐脈など不整脈AEの可能性あり。入院下で併用投与開始)
・ボトルは固く閉めすぎない(次回の開封が困難になる)
 →ボトルの見本で開閉を練習する
・飲み忘れた際は気づいたときに服用。次回の服用時間に近ければ1回とばす
・ 下痢・嘔吐の症状が現れた場合は受診を

その他特記事項
・主な副作用はそう痒感、悪心、口内炎
・臨床試験では、中止になったAE発現はなし
・唯一の核酸型製剤(その他のDAAは蛋白阻害剤)で、耐性変異を生じにくい。
・NS5Aに耐性変異の有無に関わらず、投与終了12週間後のウイルス持続陰性化率は
 100%のデータあり
・配合されているソホスブビルの単剤はソバルティ
・小児等による誤服用なければ、外フタは外し、中フタのみでも良い
(錠剤に影響なし)

© 2017 双和薬局