レクタブル2mg注腸フォーム14回

2017.12.15

【一般名】　ﾌﾞﾃﾞｿﾆﾄﾞ注腸フォーム

効能・効果
潰瘍性大腸炎(重症を除く)

用法・用量
1回1プッシュ1日2回(6時間以上あける)直腸内に噴射

食事の影響
なし

同種・同効薬　
ペンタサ注腸、ｻﾗｿﾞﾋﾟﾘﾝ坐剤
(プレドネマ注腸、ステロネマ注腸、リンデロン坐剤)←ステロイド

同種・同効薬との比較
・泡なので薬液が漏れにくく、立ったままで投与できる。
・体位変換しなくてよい。(泡が腸壁に着き、液漏れがない)
・注腸と比べて小さいため持ち帰りに便利。

初回投与時の注意
・患者用の説明ﾊﾟﾝﾌﾟﾚｯﾄ・製剤見本あり
・内服(ペンタサ等)と併用することあり
・容器が冷たい時は使用前に手で温める(20℃～30℃)。
・バシャバシャという音がなるまでよく振ってから使用する。(約15秒)
・容器を下向きにしてプッシュしないと薬液は出こない。
・失敗したとき用に少し(4回分ほど)多めに入っている。
・朝排便後と寝る前の使用がおすすめ。

その他特記事項
・日本初の泡状の注腸フォーム製剤。
・局所作用型ステロイド製剤であるため全身性の副作用が軽減できる。
・炎症がひどい時に使用。おさまったら他剤へ切り替える。
・泡は肛門に入るとぜん動運動で上がっていく。
・寒冷地では泡の出が悪い。常温の部屋に立てて置く。
・飛行機内への持ちこみはおそらく問題ない。
・2週間で血便が出なくなる。
・臨床試験では6週で効果あり。12週まで使用経験あり。
・Ｈ31.1～長期OK
・1缶あたり￥6940