トルリシティ皮下注0.75mg アテオス

トルリシティ皮下注0.75mg アテオス

2019.12.25

【一般名】デュラグルチド

効能・効果
2型糖尿病(GLP-1受容体作動薬)

用法・用量
通常、成人には、デュラグルチド(遺伝子組替え)として、0.75mgを週に1回、皮下注射する。

食事の影響
なし

同種・同効薬
ビクトーザ皮下注、(バイエッタ皮下注、ビデュリオン皮下注、リキスミア皮下注)

同種・同効薬との比較
・週1回。効果は7日間安定している
・操作が簡単(2回目の「カチッ」の音がしたら終了)
 難聴者は、グレーのバーの昇降で目視できる
・針内蔵キット製剤(アテオス)、取り付ける必要が無い(29ケージ×5mm)
・全ての糖尿病薬との併用可
・1剤目としての投与も可能

初回投与時の注意
・1回1本使いきり
・空打ち不要
・使用前に振る必要が無い(振っても問題はない)
・副作用で食欲が減退することがある(胃内容排出遅延作用)
・2~8℃遮光保存(30℃以下の常温では積算14日までは使用可)

その他特記事項
・使用開始2日目で最高血中濃度到達
・半減期は4.5日。31.5日で体内から消失する
・単剤の場合、低血糖のリスクは少ない。SU剤との併用によりリスクが増大
・悪心などの消化器症状の副作用(5%程度)は、投与初期(2週間)に多いがその後減少する。2日目が最も多く、2回目以降は減少する
・打ち忘れた場合、次の投与まで3日(72時間)あれば投与可能
・注入ボタンは押したままにしない。押した指を離して2回目の音を待つ
・家庭ゴミとして廃棄してもよいが市町村に確認を

付録
薬価:3,462円/1キット

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