フォシーガ錠5mg、10mg
〒812-0034 福岡県福岡市博多区下呉服町2-13
TEL 092-271-5350
2021.10.29
【一般名】 ダパグリフロジンプロピレングリコール酸
効能・効果
★適応追加:慢性腎臓病
ただし、末期腎不全又は透析施行中の患者を除く
用法・用量
通常、成人にはダパグリフロジンとして10mgを1日1回経口投与する
一包化の可否
可
食事の影響
なし
同種・同効薬
なし
適応による比較
・開始用量 慢性心不全、慢性腎臓病:10mg、糖尿病:5mg
・腎機能による投与可能の比較
eGFR45≧ | 45>eGFR≧30 | 30>eGFR≧25 | 25>eGFR≧15 | eGFR15< | |
糖尿病 | 可 | 慎重投与 | 投与不可 | 投与不可 | 投与不可 |
慢性心不全 | 可 | 可 | 慎重投与 | 慎重投与 | 慎重投与 |
慢性腎臓病 | 可 | 可 | 可 | 慎重投与 | 投与不可 |
初回投与時の注意
・慢性腎臓病の場合でも、1型糖尿病を合併している場合は5mgからの開始でOK
その他特記事項
・血糖値が正常の患者に投与した場合、臨床試験では低血糖を起こした例はない
(心不全:投与開始4か月後のベースラインからのHbA1cの変化はプラセボとの差が0.003で変化は認められない。
腎臓病についてもプラセボとの変化は認められていない)
・適応や用量による副作用の違いはない
・eGFRの低下を緩やかにすることで、透析への移行を遅らせると期待できる。
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