コンプラビン配合錠(サノフィ)
〒812-0034 福岡県福岡市博多区下呉服町2-13
TEL 092-271-5350
2014.03.18
【一般名】クロピドグレル75mg/アスピリン100mg
効能・効果
経皮的冠動脈形成術(PCI)が適用される下記の虚血性心疾患
急性冠症候群(不安定狭心症、非ST上昇心筋梗塞、ST上昇心筋梗塞)
安定狭心症、陳旧性心筋梗塞
用法・用量
1日1回1錠を経口投与
一包化の可否 可
食事の影響
空腹時の投与は避けることが望ましい。
(プラビックスの国内第I相臨床試験において絶食投与時に消化器症状がみられている)
同種・同効薬
プラビックス75mg バイアスピリン100mg
比較
プラビックスよりも適応範囲が狭く、下記の適応はない。
・虚血性脳血管障害(心原性脳塞栓症を除く)後の再発抑制
・末梢動脈疾患における血栓・塞栓形成の抑制
注意
・クロピドグレルのローディングドーズ投与(投与開始日に300mgを投与すること)には本剤を用いず、クロピドグレル硫酸塩(クロピドグレルとして75mg)単剤を用いること。なお、PCI施行の4日以上前からクロピドグレルを投与されている場合、ローディングドーズ投与は必須ではない。
他特記事項
・DES留置後の二剤抗血小板療法(DAPT)に使用しやすい。
・薬価 275.0円/錠(プラビックス75mgと同額 H26.3)
・投与期間制限なし
付録
・日本では、外殻層にクロピドグレル硫酸塩および腸溶性の内核にアスピリンを含む有核錠を採用。海外では、二剤を上下に合わせた製剤になっている。
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