デュピクセント皮下注300mgペン、-シリンジ
〒812-0034 福岡県福岡市博多区下呉服町2-13
TEL 092-271-5350
2023.07.07
【一般名】 デュピルマブ(遺伝子組み換え)
効能・効果
・既存治療で効果不十分なアトピー性皮膚炎
・気管支喘息(既存治療によっても喘息症状をコントロールできない重症の難治の患者に限る)
・鼻茸を伴う慢性副鼻腔炎(既存治療で効果不十分な患者に限る)
用法・用量
<アトピー性皮膚炎>通常、成人には初回に600mgを皮下投与し、その後は1回300mgを2週間隔で皮下投与する。
同種・同効薬
ミチーガ皮下注用60mgシリンジ(IL-31受容体をターゲット)
同種・同効薬との比較
・IL-4、IL-13のシグナル伝達を阻害。IL-31を間接的に抑える。
・自己注射可能
・ペン型はオートインジェクター
初回投与時の注意
・凍結を避け、2~8℃で保管
・投与前に45分以上かけて室温に戻す
・注射部位は腹部(へそ周り約5cmより外側)、大腿部、上腕部
・副作用にアレルギー性結膜炎あり(アトピー性皮膚炎に特有)。発現時は眼科受診もしくは目薬で対応。
その他特記事項
・10~12週間で定常状態
・16週までに治療反応が得られない場合は投与中止を考慮する事
・初回投与後2週間で痒み、炎症等の効果に有意差あり
・1回に6本まで(3か月分)処方可能
・スターターキット、保冷バック、廃棄袋あり(1袋6本まで入る)
・アルコール綿は病院で渡す(在宅自己注射管理料が算定できる)
付録 薬価 58775/本
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