ラグノスNF経口ゼリー分包12g

ラグノスNF経口ゼリー分包12g

2019.05.28

【一般名】ラクツロース製剤

効能・効果 
・慢性便秘(器質的疾患による便秘を除く)
・婦人科術後の排ガス・排便の促進
・高アンモニア血症に伴う下記症状の改善
 精神神経障害、手指振戦、脳波異常

用法・用量 
・慢性便秘症…24g(2包)を1日2回。適宜増減。1日最高用量72g(6包)。
・高アンモニア血症に伴う症状の改善…12g~24g(1包~2包)を1日3回。適宜増減。
・産婦人科術後の排ガス・排便の促進…12g~36g(1包~3包)を1日2回。適宜増減。

食事の影響 
該当資料なし

同種・同効薬 
ラクツロース製剤(ラグノス経口ゼリー、モニラックシロップ等)

ラグノス経口ゼリーとの比較 
・慢性便秘症の適応が追加になった。
・糖尿病患者に対して慎重投与がなくなった。
・持ち運びしやすいスティックタイプ。開封口が切りやすくなっている。
・ラグノスF経口ゼリー16.05g/包に対しラグノスNF経口ゼリーは12g/包
 ※ラクツロースとしての量(6.5g)は変わりなし
・日局ラクツロース→純度の高い結晶ラクツロースへ
・一般名称:
 ラグノスゼリー ラクツロース40.496%→いずれは中止の予定
 ラグノス経口ゼリー ラクツロース54.167%(%の数値が異なるので注意)
・薬価:1g薬価から1包薬価へ

その他特記事項 
・体内に吸収されやすい浸透圧系の下剤。
・透析患者、カマグが使えない患者に使いやすい。
・慢性便秘症の透析患者を対象とした国内第Ⅲ相一般臨床試験では約半数の患者が満足していると回答。自発排便回数変化量は投与後1週間においてベースラインと比較して優位に増加した。
・副作用は下痢(3.3%)、腹部膨満感(2.2%)、腹痛(2.2%)
・併用注意:αグルコシダーゼ阻害剤(消化器系の副作用が増強される)
・ほどよい甘味がある。

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