マイテラーゼ錠10mg(アルフレッサファーマ)
〒812-0034 福岡県福岡市博多区下呉服町2-13
TEL 092-271-5350
2012.09.26
【一般名】アンベノニウム塩化物
効能・効果
重症筋無力症
用法・用量
・1日15mgを3回に分割経口投与。症状により適宜増減。
・初回量10mg/日から開始し10mgずつ増量するが、1日3~4錠以上必要とする際には慎重に投与。
一包化の可否 可
食事の影響 なし
同種・同効薬
メスチノン、ワゴスチグミン、ウブレチド
同種・同効薬との比較
マイテラーゼ、メスチノンの2剤がよく使われる。
<メスチノンとの比較>
・作用発現時間、作用持続時間の差はほぼなし(経験に基づいた見解)
作用発現時間:マイテラーゼ・・0.5~3h(主として1h)
メスチノン・・30~40min
作用持続時間:マイテラーゼ・・4~24h(主として8~10h)
メスチノン・・3~6h
・重症時はマイテラーゼ、初期症状時はメスチノンを使うことが多い。
(マイテラーゼの方が作用が強いと認識されている)
その他特記事項
・10mg錠の規格しかないため、通常1.5T3×の処方になる。
・1日30~40mg以上服用することはほとんどない。
付録
・重症筋無力症の患者は日本で5.000~7.000人で、男女比は1:2で女性が多い。
・重症筋無力症は自己免疫性疾患の為、マイテラーゼ等の対処療法より免疫療法が優先される。
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